STORY
誕生ストーリー
その木は本当に安全ですか?
Chew for more treesのもの作りは、木の専門家から投げられたその質問から始まりました。
木のおもちゃがすべてが安全とは限らない
当社ではもともと、中国製の木をつかった犬用の木のおもちゃを数十万本販売。お客様からの人気も高く、販売数を伸ばしてきました。そんなある日、木の専門家であり、人間が手を入れた森を健康に保つために日本の広葉樹をつかったプロダクトを作っているオークヴィレッジの方々と出会い、こう質問されたのです。
「その木のおもちゃ、本当に安全なものですか?」
私たちは販売している木のおもちゃについて徹底的に調査を始めました。
そこで知った現実。
木のおもちゃ=安全と思ってしまうことが多いのですが、実際、木のおもちゃの中には、木の育成段階で農薬を使用していたり、加工工程で防腐処理をしているものが多く含まれているということでした。
「“かぞく”に使ってほしいもの。」を理念にしたもの作りをしている当社は、この真実を真摯にうけとめ、自社で取り扱っていた「木のおもちゃ」の販売を中止することに決定。
そこから「犬にとって本当に安全な木のおもちゃ」についての追究がはじまったのです。
目指したのは、犬にとって
本当に安全であるということ
犬にとって本当に安全な木のおもちゃとはどんなものか?
オークヴィレッジをはじめ、森林保全団体more trees、犬の専門家など様々な方にインタビューを重ね、「本当に安全な木のおもちゃ」に大切なことを話し合っていきました。
私たちがたどりついた4つのこたえ
試行錯誤をかさね、私たちは4つのこたえにたどりつきました。
- 1国産・無農薬・無塗装・自然乾燥であること
- 21つ1つ丁寧に手作りしていること
- 3犬が噛んだ時に、木くずが細かくなり安全なこと
- 4日本の間伐材を使うことで、愛犬にも環境にも優しいこと
時間もコストもかかるけれど
愛犬に必要なものならと商品化
犬にとっての安全を追究していけばいくほど、製造にコストも時間もかかってしまい、ビジネスとしては効率的ではありませんでした。また、材料が天然のものであるため、安定的な生産ができないというリスクもありました。
しかし、1人でも「愛犬に本当の安心をあげたい」と望んでいる愛犬家がいるのであれば、世の中に出していこうと商品化を決意。現在では、コンセプトを理解いただける店舗様を中心に販売させていただいております。